みんなのレビューまとめ【本-小説-ツ、イ、ラ、ク】

ツ、イ、ラ、ク

 ツ、イ、ラ、ク(角川文庫)[姫野カオルコ]

  • 著者:姫野 カオルコ
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日:2007年02月24日頃
  • ページ数:544p(文庫)
  • 内容
    • 地方。小さな町。閉鎖的なあの空気。班。体育館の裏。制服。渡り廊下。放課後。痛いほどリアルに甦るまっしぐらな日々-。給湯室。会議。パーテーション。異動。消し去れない痛みを胸に隠す大人達へ贈る、かつてなかったピュアロマン。恋とは、「堕ちる」もの。

  • Amazonレビュー ⭐3.8
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 胸が悪くなるほどの激しい描写が快感になって止まらなくなる。ワーディで煩わしいと思いながらも、中毒性がある。最終的には、ささやかな幸せが…ほっと温かくさせてくれる。でも、また、激しいものを読んでみたくなる。この著者の灰汁は、全く…ヤバい。
      • なにを書いてもネタバレに繋がりそうなため、一番の感想だけを。これまで感じたことがなかったくらい、美しかったです。ありがとうございました。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • レビューを読んで購入しましたが、正直あまり。。。
        最後の顛末がばたばたする感じで。子供時代はきっと作者の体験なのか、面白いのですが冗長で。設定もなにか無理を感じる。
        あまり入り込めず、一応ななめよみしちゃいました。
      • 私はあんまり頭がいい方でないのだろうと思います。1/3くらい読んで登場人物は多いしその一人一人の情報も多いし関西弁は出てくるし街の地名とかも出てくるしなんだか読むのが疲れて長期間寝かせるともう誰が誰だかわからない。隼子以外わからない。14歳と教師が交わるのも気分がいいものではない。(まあこれは私の趣味じゃないだけ)小説って大体どこで開いてもその時どんな場面で誰がどうなってるとか少しはわかると思うんですけど、こちらはもう何が何だかという感じ。小説を読み慣れてる人や読むのが早い人や記憶力がいい人は楽しいでしょうが私のような暇つぶしたい人間にはレヴェルが高すぎました。挫折です。
  • 楽天レビュー ⭐4.13
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 最後の言葉がとても印象的です。
        かく言う私がそうですが、田舎育ちの人のほうが深く共感できるような気がします。
        小学、中学生の好きだから傷つけてしまう、純すぎるそれぞれの行動に思い当たるところ、共感できるところがきっとあると思います。官能小説のような表紙ですが、純粋な気持ちで読めて、大人になってしまったことを確認できる恋愛小説です。
      • 熟年向けというか、人生後半に入ってやっとわかるような恋愛小説?でしょうか。この歳になって読んで良かったと思いました。ちなみに私は団塊世代の少ししたです。お若い人も20年毎くらいに読み直すと味が変わると思います。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • なんだかよくわからなかったです。ちょっと暗かったです。
      • 中長篇。あんまり面白くなかった。
        最初、すごい頑張って作って書いてるって感じだった。でも途中で疲れたけど、最後また頑張ったって感じ。作ったのと自然の、どっちが良かったかは忘れた。