人間失格
- 著者:太宰治
- 発売日:1990年11月
- ページ数:148p
- 内容
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破滅に至った男の生涯を通じて死生観を描き、”日本文学の金字塔”といわれる名作小説。人が人として、人と生きる意味を問いかけた問題作です。映画・ドラマ・アニメなど、メディアミックス作品も多数制作されています。
“恥の多い生涯を送って来ました”という書き出しから始まる、大庭葉蔵の手記の形式で描かれた小説。彼の少年期から青年期の生活や、取り返しのつかない過ちを犯し「失格」の判定を自らに下すまでを描いています。
幼少期から他人を理解できず、内心恐れながら愛情は求める葉蔵。彼が「道化」になり、周囲からの愛を求めて行動することに対して罪悪感を覚えるという自意識が、多くの読者の共感を呼びました。人間の本質を描き切ったおすすめの1冊です。
Amazonレビュー ⭐4.4
- 😁評価が高かったレビュー
- 娘に頼まれ購入。小説は漫画が多かったですが、アニメ文豪ストレイドッグスにはまり、興味を抱きました。表紙から興味を持ち、読めるかと心配もしてましたが、面白いと読んでます。
- 何度読んでも色褪せない、永遠の名作です。太宰治そのものが描かれているといっても過言ではなく、まさに魂のこもった作品と言えるでしょう。人を過剰に怖がり、自分を偽り、そのことに空虚さを感じている主人公の心理が、自分と重なり、恐ろしくも読むのをやめられなくなります。
- 😒評価が低かったレビュー
- 冒頭から緊張感と倦怠感が続く。人物を否定はしないが、自身はなりたくないと思わせる。ただ、どこかそんな自分もあると感じるところもある。心の底に溜まった滓を撹拌させられるような。
- 日本文学は読んだことがない。太宰治、人間失格と言えば誰もが知る名作なのだろう。読んでいるかどうかは分からないが。この作品結局勉強全然してないけど、なんかクラスでいちばん出来ました!生まれながらにして、金持ちのボンボンだけど自分じゃ幸せって思わないよ!別に女にモテようとしてないけど、イケメンだから女にモテモテ!でも女うざいよ!…なんだかんだあってアル中になったり、自殺未遂しちゃったりで自分は人間失格なんす、だめだなあって
自殺する前にちょっと自慢したかったのかね
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- 楽天レビュー ⭐4.22
- 😁評価が高かったレビュー
- あまりにも有名な作品ですが、読み通すのは初めて。
共感できる部分はありませんでしたが、昔はいろんな生き方がそれぞれにあり、弱さも強さも持ち合わせてはいるものの、結局は現代人より力強く生きていたように感じました。薬物におぼれて行く弱さはだれにでもあるかと。。。 - 子供が読んでみたいということで買ってみました。
太宰治、私も昔、読んでたのですが、暗くしんどく感じあまり好きではなかった記憶が。子供は一生懸命読んでます。私も読み返してみたくて少し読みました。
まだ少しですが今読み返すとまた新鮮。
- あまりにも有名な作品ですが、読み通すのは初めて。
- 😒評価が低かったレビュー
- 教科書以外で初めて太宰作品を読みました。
…ラストがあっさりしていたなぁ。人間失格というくらいなので、
どれだけ怒涛の展開が待っているのかと思ったらそうでもなく…
ちょいちょい入ってくる『何もしなくっても女性にモテるんです』という
俺自慢!?に少しイラッとしました。 - 名作であり、今話題の作品と言うことで購入。
正直苦手な作品やった。
時代背景があまりに違いすぎて全く感情移入できなかった。
- 教科書以外で初めて太宰作品を読みました。
- 😁評価が高かったレビュー
- yahooショッピングレビュー ⭐4.4
- 😁評価が高かったレビュー
- 太宰先生の作品を読み漁っています。どれも読んでいてワクワクする作品ばかりで楽しいです。すべてがおすすめです
- 今更ですが、学校に通っている頃に読めばよかったと思っていた本です。太宰治の作品をもっと沢山読んでみたいと思いました。生き方について深く考えさせられる作品でした。
- 😁評価が高かったレビュー