みんなのレビューまとめ【本-小説-赤い指】

赤い指

 赤い指

  • 著者:東野 圭吾
  • 出版社:講談社
  • 発売日:2009年08月
  • ページ数:320p
  • 内容
    • 少女の遺体が住宅街で発見された。捜査上に浮かんだ平凡な家族。一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない」。刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。

  • Amazonレビュー ⭐4.1
    • 😁評価が高かったレビュー
      • この作品に対して、感情移入をする場面が多かった。現実世界でも家庭によって悩みがあるのかもしれないが、親や夫婦によって家庭は変わるのは間違いないと思う。何かこの作品でメッセージのようなものを感じた。後半は涙が止まらなかったです。
      • 加賀恭一郎シリーズだが、この作品はラストに向けて、大きな大どんでん返しが待っている。そして、その真相に近づくにつれて胸が苦しくなる。ネタバレしてはいけないので詳細は記載しないが、現代の家庭を浮き彫りにしたように思えてならない。過保護過ぎる母親、家庭を顧みない父親、そして介護、現実逃避する息子。映像で観たのだがやはり原作はその細かな描写などかなり異なる部分が多い。やっぱり原作を読んで正解でした。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 作者の作品は面白いしものと全く残念なものと両極端だと思う。
      • この作者が、親子関係のことも認知症のことも、上っ面の理解しかしていないのに、それを頭の中でこねくり回して嘘くさい小説に仕立てあげたということがよくわかります。実体験のない人になら 「ふーん、そうなのかー」ってわかった気に気持ちよくさせてくれるのでしょうね。ドラマ見て、なんか安易だなあ、原作で丁寧に描かれてるところドラマはすっ飛ばしたのか?と思って読んでみたら、原作は更に超オソマツな駄作でした。これは犯罪小説ではなく、犯罪的な小説です。
  • 楽天レビュー ⭐4.38
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 幼女殺害の犯人が小学校の時からイジメに遭っていた、という設定が印象に残りました。しかし、彼が学校でイジメられていて「かわいそう」だからという理由で家ではゲームのし放題、母親は彼の召使い状態、彼が幼い女の子達への性的関心を露わにしても親は見て見ぬふり・・・というのはいくら何でも、ちょっと違うだろう、というところでしょうね。同居する祖母の認知症(?)の問題など、いろいろと考えさせられるところの多い作品でした。
      • やはり面白い。このシリーズは、どの作品も面白いです。最初はシリーズものと知らずに手にしていましたが、結局、次々と読みたくなってしまいます。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 少年法や痴呆など色々と今様の問題がちりばめられた作品でしたが、少し何か物足らない気がしました。作風がいつもと違うからなのでしょうかね。どんでん返しもなく少し退屈でした。
      • 内容にインパクトがなく、あらすじも忘れてしまいました。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.31
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 加賀恭一郎刑事、最高です。警察機関に加賀恭一郎刑事のような人材がいたらいいと想う、シチュエーションが盛り沢山です。父親との関係も明らかになりました。推理小説というよりは、ヒューマンサスペンス。
      • とても面白い作品でした。一気読みできました。 東野圭吾作品の中で、私はこれが1番読み易いと感じました。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 東野圭吾の本でしたので、期待しましたが、内容がいまいちでした。
      • 期待していた割にはあまりドキドキしませんでした。さすがに、東野さんという部分はありましたが、ちょっとひねるところが違うかな-----という感じでした。でも、それなりに楽しめるとは思います。