博士の愛した数式
- 著者:小川 洋子
- 出版社:新潮社
- 発売日:2005年12月
- ページ数:304p(単行本)
- 内容
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「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていたー記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。
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- Amazonレビュー ⭐4.4
- 😁評価が高かったレビュー
- とても良い本だと思います。物語の世界に引き込まれてあっと言う間に読み終えてしまいました。読み終えたあとには、失ってしまった大好きな人と過ごした、雨上がりの朝の空を一人で見上げるような気持ちになりました。博士のお兄さん、ルートの父親はどんな人だったんだろうとか、この後に来る博士との別れはどんな風だったんだろうとか、
面白い物語は色々想像させ楽しませてくれる。 - 恋愛とも違う友愛が温かい言葉で綴られています。
穏やかな気持ちになりたい時に読みたい思い出の本になりました。
数学をこんな言葉で表現できるなんて、新しい景色を見せてくれたことに感謝です。
- とても良い本だと思います。物語の世界に引き込まれてあっと言う間に読み終えてしまいました。読み終えたあとには、失ってしまった大好きな人と過ごした、雨上がりの朝の空を一人で見上げるような気持ちになりました。博士のお兄さん、ルートの父親はどんな人だったんだろうとか、この後に来る博士との別れはどんな風だったんだろうとか、
- 😒評価が低かったレビュー
- 一気に読めたが、最後が切ない。何か物足りなさを感じた。また、最終場面が飛躍すぎるように感じた。
- 評価が高い(本屋大賞・平成ベスト2)ので購入しました。申し訳ないですが、あまり感動しませんでした。探りすぎかもしれませんが、博士と未亡人の関係性にも?
すみません。
- 😁評価が高かったレビュー
- 楽天レビュー ⭐4.68
- 😁評価が高かったレビュー
- 数学者を主人公にして、これほど愛すべき作品ができるとは驚きです。
記憶が80分しか持続しない天才数学者、家政婦の私、タイガースファンの息子に博士がつけたあだ名がルート、おりおり数式や数学の話「フェルマーの最終定理」「オイラーの公式」「自然数」江夏の背番号28は完全数等々、タイガースも絡み3人が過す時間が優しく美しく流れる、読んで良かったと思う作品です。 - 深津絵里が主演の映画「博士の愛した数式」を観て、感動したので、小説版も購入してみようと思いました。内容は映画より深かったと思います。
数学的な内容として印象に残っているのが友愛数です。友愛数とは自身を除く約数の和とそれ自身が互いに等しい自然数の組で例えば220と284があげられます。220の約数の和は 1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110=284です。284の約数の和は1+2+4+71+142=220です。だから220と284は友愛数なんです。
これ以外にも完全数、双子素数、三角数、などなどさまざまな数学の知識がちりばめられています。
- 数学者を主人公にして、これほど愛すべき作品ができるとは驚きです。
- 😒評価が低かったレビュー
- 数学苦手な私には、数式が出てきた時点でパス。
だから最後まで読めてません。。。
気が向いたら読んでみます。 - 『博士の愛した数式』読みました。えっと感想としては・・・映画に期待するしかない!!てな感じです。正直なところ期待はずれだったかなって思います。数学の話は俺にとってはチンプンカンプンでしたし、全体的に盛り上がる所が無くて、だらだら最後まで読んでしまった感じです。
- 数学苦手な私には、数式が出てきた時点でパス。
- 😁評価が高かったレビュー
- yahooショッピングレビュー ⭐4.06
- 😁評価が高かったレビュー
- もう何年も前に映画化されま作品です。 私が観てきた邦画映画でも心にずっと残る作品でした。 ふと思い出し、文庫本を購入した次第です。 とてもキレイな文章で、もっと早くに読んでればなぁと、また読む事が出来て良かったなぁと感じています。
- 映画化もされた小川洋子さんの名作。 この方の人の内面を緻密に描く作風がとても好きです。 暗い小説も多いですが、この作品は読後感がとても良いです。
- 😁評価が高かったレビュー