余命10年
- 著者:小坂流加
- 出版社:文芸社
- 発売日:2017年05月
- ページ数:358p(文庫)
- 内容
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20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる。何かをはじめても志半ばで諦めなくてはならない。未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。そして、何となくはじめた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決める茉莉だったが……。涙よりせつないラブストーリー。
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- Amazonレビュー ⭐4.4
- 😁評価が高かったレビュー
- 「余命10年」という小説は、20歳の主人公が不治の病にかかり、残された時間をどう生きるかという物語です。作者の小坂流加さんは、実際に同じ病気で亡くなられた方で、遺稿として出版されました。死と向き合うことで、生きることの意味や価値を問いかける作品です。登場人物たちの感情や心理描写が丁寧に描かれており、主人公の茉莉に感情移入しやすいです。茉莉が恋に落ちたり、趣味に打ち込んだりする場面は、とても美しく切ないです。
小坂流加さんの作品をより多くの人に知ってほしいと思います。 - ただの病気をとらえた小説ではない。まるで作者は自分が体験したしたかの様な書き振りで主人公の気持ちをあらゆる角度で綴っている。
タイトルを見て、泣かないつもりで読み進めたが結局涙が止まらなかった。参りました。
- 「余命10年」という小説は、20歳の主人公が不治の病にかかり、残された時間をどう生きるかという物語です。作者の小坂流加さんは、実際に同じ病気で亡くなられた方で、遺稿として出版されました。死と向き合うことで、生きることの意味や価値を問いかける作品です。登場人物たちの感情や心理描写が丁寧に描かれており、主人公の茉莉に感情移入しやすいです。茉莉が恋に落ちたり、趣味に打ち込んだりする場面は、とても美しく切ないです。
- 😒評価が低かったレビュー
- 😁評価が高かったレビュー
- 楽天レビュー ⭐4.52
- 😁評価が高かったレビュー
- ずっと気になっていて購入しました。
主人公が死や病気、恋に対する想いが描かれており、実際に闘病されていた小坂さんの想いと重なり涙が溢れました。 - 自分の余命があと10年となったらどのように生きるか。
毎日を大切に生きることの大切さを考えさせられる本です。
映画の方も素敵ですが、映画を観終わった後に、こちらを読むのもおススメです。
- ずっと気になっていて購入しました。
- 😒評価が低かったレビュー
- レビューやなんやかんやでけっこう高評価だったので、ためしにと衝動のジャケ買いを。そして、ガックリと後悔に落ち込んだ珍品。言いたいことははじめから充分過ぎるほどに分かっているから、説教臭くなく物語に仕立てておいて欲しかった、というのが読み手からの要望。そこはガン無視で、ひたすら暗く、かといって重くもなく、中途半端感ばかりが目立つ、読み進めるのが面倒になる そんなとこです。
- 😁評価が高かったレビュー
- yahooショッピングレビュー ⭐4.55
- 😁評価が高かったレビュー
- 題名をみて読みたいと思いました。いきなりあなたの余命は10年ですと、告知されたらどうなるのか。主人公は、辛かったと思います。若いだけ可哀想でした。涙がこぼれました。読んで良かったです。
- 一気に読んでしまいました。ラストは泣きながら読みました。心が洗われました。もっと真剣に生きようと思うことができました。良い本をありがとうございました。
- 😁評価が高かったレビュー