みんなのレビューまとめ【本-小説-イニシエーション・ラブ】

イニシエーション・ラブ

 イニシエーション・ラブ(文春文庫)[乾くるみ]

  • 著者:乾 くるみ
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2007年04月
  • ページ数:272p(文庫)
  • 内容
    • 僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説ーと思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

  • Amazonレビュー ⭐3.5
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 文章をしっかり読んでるとところどころモヤッとした箇所がありますがしっかり確認しつつ読み進めるとラストでびっくりさせられます!
        それにしてもマユのような女は怖いですね…。
        まさに女は女優…。近くにそんな女がいないことを祈るのみです。
      • 普通の恋愛小説です。最後の1行までは。
        最後の一文を読んで、数秒思考が止まり、
        本当のストーリーを理解し、全ての辻褄が合っていきます。
        内容自体は難しくなく、短いので初心者でも読みやすかった。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 「最後の2行」とか、「二度読みしたくなる」と紹介されているが、別に二度読みする必要はなかった。目次がAとBに分かれていたので、序盤でネタが分かったし、話は退屈。殺人事件なども起きず、謎解きもない。
        こんなつまらない小説は久しぶりに読んだ。
      • レビュー買いしたのですが、とっても浅いと感じました。
        読んで何かを考えるでもなく、得るでもなく、読む前と読んだ後の頭や心に変化が何も来ません。ただ下らなくて不快感が残っただけ。
  • 楽天レビュー ⭐3.82
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 6年前の2月に購入して読んだのですが、スカパーで映画化されたのを見て
        懐かしくてレビューします。最後の最後でズッコケましたが、それでも
        一読して損は無い作品です。映画化されたのを見てから本作を読むのもOKです。
      • 気になって気になって仕方なくて、やっと買いました!
        ラスト二行になにがかいてあるか考えながら読んだので、凄くゆっくり読みました。
        感想がネタバレに繋がったらこれから読む人の妨げになると思うので省きますが、総てが繋がったとき、「あっ!」と声が出ました。
        あれこれ想像していましたが、期待以上でした。
        二度読みたくなるというより、誰かに話したくなる本だと思いました。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 時代背景に懐かしさを覚えるものの、面白くはないです。
        男女どちらの側からみても感情移入は出来ないですし、はっきり言って後味の悪さしか残りませんでした。
        『最後の2行云々』のために全編読みましたが、何度挫折しかけたことか。
        まあ、手法はアリだと思いますが、基本的に恋愛モノ苦手な人にはおすすめしません。ところで、これはミステリーなのか……?
      • 「最後の2行でどんでん返しが…」というのを聞いてから読んだせいか、途中からオチがわかってしまい、この本の面白さがよくわかりませんでした。
        私の思っているミステリーとは違いました。