みんなのレビューまとめ【本-小説-重力ピエロ】

重力ピエロ

　

• 著者： 伊坂 幸太郎
• 出版社：新潮社
• 発売日：2006年07月
• ページ数：496p（文庫）
• 内容

  • 兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とはー。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

• Amazonレビュー　⭐4.2
  • 😁評価が高かったレビュー
    • 精神的な苦痛や社会の仕組で、決定されるのではない意思は、過去の経験に基づくやり方で編み出された自分流の解決方法で、次々と展開されていく。そうせざるを得ないと思わせることが自然と感じる、清々しさをも思わせ、感動を呼んだ。
    • 自分が春と同じ立場だったら、どうするだろう？
      産んで欲しくなかったと母を責めるか、ウジウジいじけてるだろうかそれとも、春と同じ様な事をするだろうか？色々考えました。
      しかし、春の家族は素晴らしいと思います。特にお父さんが凄い。
      罪人は自分の罪の深さが、分からないから罪を犯す。それが被害者にとってますます苦しみを産むのですね。
  • 😒評価が低かったレビュー
    • 非常に浅い内容だと思います。序盤から終結は想定出来てしまい、ストーリに全く関係のないかつ、親近感が全く湧かない無駄な会話が多くを占めます。苦痛以外、何物でもありませんでした。今まで読んだ中で最悪の小説で時間とお金の無駄です。一流の本格的な小説が好みであれば、やめたほうがいいです。この著者は初めてでしたが、これ以上この方の他の小説は読まないことに決めました。
    • タイトルの通り。重い話の割には、その過程や結末は陳腐。
      え、こんなに予想通りの犯人と結末なの？って感じ。
      グラスホッパーが面白かっただけにがっかり。
• 楽天レビュー　⭐4.31
  
  • 😁評価が高かったレビュー
    • ラストで泣きました。ああ、家族っていいな、素晴らしいなぁって思いました。本当の親が誰かはすぐわかったのですが、ノートの意味は本当にわかったとたん嬉しくなりました。他の謎についての答えも、結末も満足です。
      伊坂幸太郎はやっぱりいいなぁ。人間のあたたかさを教えてくれる。
    • 仲の良い兄弟。次々起こる不思議な放火。謎を解こうとする父と兄。忍び寄る美女。
      事件解決前に放火犯人が解ってしまう（はず）が、もうひとつ奥がありました。（流石！）どこかで読んだ登場人物も見事に（憎いです）登場させてます。
  • 😒評価が低かったレビュー
    • ストーリーにあまり抑揚が無いので、読んでて眠くなりました。
      それほど、話題になるようなものでもないと思います。
    • 浅い！マンガだよ。小説の面白さってこんなもんじゃないと思うのはオレがおじさんだからか？兄弟、親子の会話もくさすぎてついていけず。ちょっと残念な内容でした。
• yahooショッピングレビュー　⭐4.14
  • 😁評価が高かったレビュー
    • 伊坂さんの作品は気になっておりましたが、今回初めて読みました。最初は重い内容で、難しい遺伝子の話もあり、どうなることかと思いましたが、サスペンス的要素と家族愛の要素と色々な要素が入り、非常に興味深く良くことができました。次は有名シリーズをチョイスしようと思います。
    • テンポ良くてワクワクが止まらないとてもおもしろいお話でした。テーマは少し重かったですが読み終えるととても清々しい気持ちになりました。
  •  😒評価が低かったレビュー
    • 伊坂幸太郎の作品にハマり、読みあさっています。どの作品も面白くて、、と思っていたのですがこちらの作品は展開やオチがわかりすぎてしまい。期待していただけに残念でした。読みやすかったですが。