13階段
- 著者:高野 和明
- 出版社:講談社
- 発売日:2004年08月15日頃
- ページ数:400p
- 内容
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犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。二人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。
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- Amazonレビュー ⭐4.1
- 😁評価が高かったレビュー
- 読書YouTuberの何人かの皆様が勧めていたので読んでみました。死刑囚の口から出てきた「階段」について二人の人物が探索を始めます。死刑囚のえん罪が証明できれば多額の報酬をえることが出来ます。二人は,だんだんと真実に近づいて行きます。ようやく思わぬところから「階段」を発見します。そこには犯罪の証拠がありました。しかし,その証拠には新たな謎がありました。そこからストーリーが加速度的に進展していきます。一人の死刑囚を巡り,複雑な人間模様が展開していきます。最後まではらはらしながら一気に読み終わりました。
- 面白い小説は世の中にごまんとあるが、こんなに感情移入させられる作家さんには今のところ出会ってない。ジェノサイドを読んでかなり好きだったので次はこちらの作品を。ハラハラドキドキで、読了後はリアルな夢を見て目覚めたような気分で呆気に取られた。。是非沢山の人に読んでほしい。。
- 😒評価が低かったレビュー
- ミステリーはほとんど読まないが米原万里のお勧めと言うことで購入。結論、こんな荒唐無稽な小説が何故賞を取るのか全くわからない。 ミステリーだからある程度、偶然、常識外と言うのもアリとは思うが、筋の通らないことがあまりに多すぎる。この子供騙しのような物語、どう決着をつけるのかの興味だけでほぼ1日で読むが、終盤にいくほど、余りの筋のいい加減さに呆れて笑ってしまった。
- とってつけたような設定とご都合主義的な展開にあきれるばかり。普通埋もれた寺から物的証拠が新たに見つかった場合、警察は徹夜で再捜索するのではないか、どうして主人公がやすやすと現場に侵入できるのか不思議
- 😁評価が高かったレビュー
- 楽天レビュー ⭐4.47
- 😁評価が高かったレビュー
- おもしろいです。ただ,結末が別バージョンもありかなと思ったり思わなかったり。ただ,一気に読みましたし,続きが知りたくて止められないおもしろさです。
- 死刑について、ほんの少しではあるが考えさせられる所がある。普通の生活人にとってはまったくわからない世界であるが、罪と罰の距離感のすごさが感じられました。
本のストーリーはおもしろいです。
- 😒評価が低かったレビュー
- 死刑について考えさせられる、重苦しい面はありましたが、面白い作品でした。少しストーリーに無理があるように感じ、読んだ後のすっきり感は得られませんでした。
- レビューが良かったので読みましたが、そんなに面白くなかったです。深みがないというか。推理小説やサスペンスをたくさん読んでる方には若干ものたりないかも。
- 😁評価が高かったレビュー
- yahooショッピングレビュー ⭐4.57