みんなのレビューまとめ【本-小説-魔術はささやく】

魔術はささやく

 魔術はささやく(新潮文庫みー22-1新潮文庫)[宮部みゆき]

  • 著者:宮部 みゆき
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2010年11月
  • ページ数:480p
  • 内容
    • それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた…。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。

  • Amazonレビュー ⭐3.7
    • 😁評価が高かったレビュー
      • サスペンスは、あまり読んだことがなかったのですが、今 宮部みゆきにはまっています。ストーリーが、ワンパターンでなく
        どれを読んでも新しい驚きを感じながら、一気に読み進みます。読み終われば 娘にも、すすめています。
        この話は、他の話にもましてラストにびっくりしました。
      • 宮部作品はどれも大好きだけど、何度読んでもホロリと泣いてしまうのが、この作品。宮部さんの少年像は大人で冷静で、それでいて優しい性格のものが多い。
        最後の、今まで自分を騙していた男性を赦す所など考えさせられる。
        「自分ならどうするだろう?」
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 模倣犯】が大好きで、数年に一度は読み返しています。レビューがよかったので期待して読みましたが、無理矢理こじつけた感があって残念でした。
      • 4つの殺人事件の関連性を強く匂わせておいたわりには、トリックが薄っぺらいと感じた。そもそもなぜ犯人が被害者にいとも簡単に近づいて、催眠をかけることができたのかが不明。動機もありふれたもので、安っぽいサスペンスの匂いがした。全般的に催眠やサブリミナルの効果を過大に描写しすぎて、リアリティーが欠けてしまっている。最後に判明する主人公の父親の失踪の本当の原因と主人公のある人物への復讐も、単なる蛇足にしか思えなかった。
  • 楽天レビュー ⭐4.65
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 宮部みゆき作品平成元年に新潮社から刊行された作品。引き込まれて読んでしまいました。宮部みゆきの世界、最後に魔術はささやくの題名の意味がわかりました。
      • 一度読み出すと、止まらなくなりました。先が知りたくて、知りたくて。20年以上前の作品なのに、古臭さも感じられませんでした。終盤、少し現実離れしているように思うこともありましたが、一気に読んでしまうくらいのめり込むことができたので、良かったと思います。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • うーん、催眠系の絡んだ話は私は余り好きではないので☆3つにさせてもらいました。とは言っても一気読みしたのですが…
      • 宮部さんの作品はとても好きです。こちらはとても評価が高かったので、期待して読んでみました。面白くたいへん引き込まれますが、終盤がちょっと期待外れでした。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.22
    • 😁評価が高かったレビュー
      • いろいろな事件や事故が重なり合ってテンポのいい展開についつい一気に読み切ってしまいました。主人公の守くんの少年ならではの心の動きがとても良く現されていると思いました。とても読み応えがあって面白かったです。
      • 私が中高生くらいの時に購入して買ったのですが、手放してしまいました。 高校生の娘が読みたいと言い出したので、再購入しました。 やっぱりいい作品引いです。