秘密
- 著者:東野 圭吾
- 出版社:文藝春秋
- 発売日:2001年05月
- ページ数:460p
- 内容
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妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。
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- Amazonレビュー ⭐4.2
- 😁評価が高かったレビュー
- 娘の体に亡くなった妻の意識が宿る、これは文庫本のコミックス裏表紙に書かれている通りです。こういうオカルト要素のある感動小説かと思っていました。事実最初はその通りで、やはりオカルト要素のある作品は自分には合わないなと思って読んでいました。ところが途中からはしっかりとミステリー要素が入ってきて、終盤にかけてはさすが東野圭吾と言った感じ。ミステリーが読みたいという人にも十分に薦められる作品だと思います。
- 内容ね、途中は日常茶番劇になってないかなーと思いきや、最後の5ページで衝撃的なことを意識させられました。そうです、させられたのです。本当に、最後になって初めてこの本のタイトル「秘密」を理解できるようになりました。正直言って、最高のエンディングでありながら、納得できません。泣
- 😒評価が低かったレビュー
- 一人のおじさんが自分の頭の中の妄想を長らく文章化にして、それに付き合わされた感が濃厚に残っているだけでした。世の中美しいものたくさんあることをなにも非現実的で、共感しにくい魂を乗り移るという手法を通して表現する必要ないと思います。むしろロリコンの深層心理を匂わせる気持ち悪さするある!
- 男性と女性とでは、まったく異なる思考回路をします。読みながら、作者はそれを知らないんだなあ、、、と。また、話の流れが、不自然な展開で、違和感がどんどんたまり、消化不良になったので途中で読むの止めました。どうして、こんなに高評価なのか、、わかりません。
- 😁評価が高かったレビュー
- 楽天レビュー ⭐4.53
- 😁評価が高かったレビュー
- 通勤電車内で読むために購入しました。映画「秘密」の原作♪TVでドラマ化もされました。切なく奇妙な秘密の生活が始まるミステリー小説。泣けてきますが終わりはこれしかないだろう~というハッピーエンド(o^―^o)最後に何が秘密なのかがやっと分かります最後まで読まなと分からない書き方が上手い♪♪
- 映画化されたこの作品は、実際のところ私は観てはいないのだが登場人物のやり取り(会話)の細かい描写が、そのシーン毎に思い浮かんでくる。あたかも映像で観ているが如く、誇張されずに素直に書かれている。中盤のドロドロした一見家庭内ストーカー紛いな部分も、余す所なく描写されていて。切なくなります。また終盤は藻奈美を演じきっている直子なのか?非常に切ない。ラストになります。今読んでも感動モノです!
- 😒評価が低かったレビュー
- 東野さんの小説は好きですが、これは自分には合わなかったです。現実味がないし、中盤のベッドシーンも気持ち悪かった。落ちが良いと聞いていたので最後まで読んだけど、感動というよりはただただ夫が可哀想過ぎて泣けました。肝心の「秘密」というのもイマイチだったと思います。流石、東野さんの文章は読みやすく、最初はぐいぐい引き込まれていきました。それだけに、中盤から終盤にかけての展開が残念でした。
- 途中で飽きたのですが、一応最後まで読みました。作家や文体との相性は人それぞれかもしれませんが、僕には良さが分かりません。終盤の展開が良かったかどうかに関しては賛否両論あると思いますが、それ以前に、文章に全く引き込まれませんでした。
- 😁評価が高かったレビュー
- yahooショッピングレビュー ⭐4.32
- 😁評価が高かったレビュー
- 約30年ぶりに読み返しました。当時は子育て真っ最中。ちょうど娘が同じくらいの年齢でした。涙が出てしまいました。今、読み返すのも勇気が要りましたが、やはりグッと来るものがあります。東野圭吾のもう一つの原点といえる作品ですね!
- 自身も既婚で子持ちであるため、主人公の気持ちがとてもよく分かり辛くなりました。奥さんの先を見通した決断も納得です。どうしようも無い状況の中で最善の生き方はどこか、悩み抜く夫婦。愛情の深さにずしりと感動させられました。
- 😒評価が低かったレビュー
- 期待はずれでした。余り面白くない小説でした。
- 😁評価が高かったレビュー