みんなのレビューまとめ【本-小説-フーガはユーガ】

フーガはユーガ

 フーガはユーガ[伊坂幸太郎]

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:実業之日本社
  • 発売日:2018年11月08日頃
  • ページ数:281p
  • 内容
    • 常盤優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。

  • Amazonレビュー ⭐4.3
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 伊坂幸太郎らしさのある作品。DVであったり、本来は暗くて重い表現になりそうだが伊坂幸太郎らしい表現とテンポで読みやすかった。
      • 今回は、1年に1日だけ、2時間毎に体が入れ替わる双子の話か…。
        話は双子の兄、ユウガとテレビディレクターの高杉の喫茶店での会話から始まる。ユウガと弟のフウガの幼少期から青年期までの過去の話の伏線が、現在や未来の話で回収されていく過程が心地よかった。ただ扱っている内容が、虐待やら小学生の殺人事件など残酷なものなので、苦手な方は要注意。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 虐待や、無抵抗の者を、酷い目にあわせる描写あり。と、はじめに書いて欲しい。最後の最後で、やっと正義は勝つになるが、ムリにまとめた感じ。誰も救われない。がっかり。
      • 不快なストーリーでも我慢しながら読んでたが、父親がコンビニに現れた辺りでその後のさらなる不快展開が予想されたので読むのを止めました。
  • 楽天レビュー ⭐4.09
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 切なく、でも面白く、読み始めると止まりませんでした。やっぱり伊坂作品はすごい。
      • フーガは風我、ユーガは優我と書く。仙台に居を構える常盤家の双子で、父親のDVなど恵まれない境遇にある。物語は、報道関係らしい高杉に様々を語るシーンから始まるが、この双子には特殊な能力が備わっているという設定が伊坂氏ならではの着想。また、オチにも氏独特の味がある。双子だけに、やや混乱を招くが、そこはじっくり読むことか。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 描写がエグすぎるのでもう少しマイルドなら良かったと思います。
      • 結構読むのが少ししんどい内容です、、、伊坂さんの大ファンなのですが、時々ありますね、読むのが辛くなるストーリー。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.62
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 伊坂ワールド全開の作品でいっきに読んでしまいました。ボーリング場で隻腕のボーラーが登場する場面は伊坂ファンなら思わずニンマリするはずです。それにしてもよみ終わった後には寂しさを感じる作品でした。
      • 伊坂ワールドにはまってます。どんどん物語に引き込まれてしまって、時間を忘れてしまいます。もう一回読んでみようと思ってます。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 伊坂先生の作品は全て読ませて頂いてます。 も少し長く描いて欲しかった、が一番の感想です。 伊坂先生ならではの描写がもっと読みたかった。 独特の世界観をもっと満喫したいです。

みんなのレビューまとめ【本-小説-オーデュボンの祈り】

オーデュボンの祈り

 オーデュボンの祈り

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2003年12月
  • ページ数:480p
  • 内容
    • コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。

  • Amazonレビュー ⭐4.2
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 次になにが起こるか楽しみになる物語。不思議な登場人物、妙な島のルール、深まる謎。これこそ映画化は不可能なのでは。
      • 伊坂幸太郎のデビュー作である「オーデュボンの祈り」。原点にして伊坂幸太郎ワールドを存分に味わえる。少し変わった登場新人物たち。そして、彼らの繋がり。また、彼らが放つ、心を打つような言葉の数々。「この島には欠けているものがある。」と物語中に何度も出てくるのだが予想はつかない。最後に明らかになるが、この答えがいかにも伊坂幸太郎らしい。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 伊坂幸太郎さんと言えば押しも押されもせぬ人気作家なので、デビュー作はぜひ読んでみたいと思っていました。以前に読んだ何作かはどれもわたしとは相性が悪かったようでしっくり来ませんでしたが、今回はどうだろう?と楽しみに読み始めました。途中何度も挫折しそうになりながら読了。やはり相性が悪いようです。わたしの読解力がないだけなのでしょうが、感想は一言。「ワケが分からない···」
      • 今更ながらにデビュー作品ということで、読みました。単なるミステリー作品かと思ったら、全く違いました。変なカカシが中心的な役割を果たすは、登場人物も変だし、この小説の世界観に全く共感出来ず、残念でした。
  • 楽天レビュー ⭐4.4
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 伊坂さんの作品は大好きですが、これもまた面白かった。くすっと笑えて、切なくて、やるせなくもなって、でも納得できるラストで良かった。伊坂作品はかなり余韻にひたれるのも良いです。
      • しゃべるカカシが出てきます。奇想天外な設定で、最初はびっくりしましたが、読み進むうちに本当にそういう島がありそうな、そんな気がしてきます。読み終わって、心地のいい気持ちになりました。カカシは死ぬところは、いやカカシが死ぬとは言いませんが、なんかせつない気持ちになります。何度も読み返したいと思いました。でもこの気持ちは、他の伊坂作品に共通しますけれど。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 伊坂さんの作品を何作か読んでいるところですが、これは私にはあいませんでした。
        カカシの件についても、島に足りないものについても、スッキリしないまま。評価がこんなに高いのがちょっと信じられないです。
      • 「アヒルと鴨…」や「重力ピエロ」が面白かったので期待していましたが、どんでん返しが好きな私にはハズレでした。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.3
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 伊坂さんのデビュー作と知り購入しました。他作品でファンになり、いろいろ検索してましたが、このスタートならこれまでの作品も納得という感じです。内容はネタバレになるので触れませんが、設定が結構とんでますが伏線回収の構成力と表現力はやっぱり素晴らしいです。
      • 現実的な題材かと思いきや実はあり得ない事象が物語を展開していく、なんとも不思議な内容でした。登場人物たちのおかげか、全てがファンタジーとは思えない引き込まれる世界観でした。やはり面白かったです。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 伊坂幸太郎ワールドの非現実的な世界のストーリーが なかなか頭に入ってこない内容でした 2度3度と読むと良さが分かるのではないでしょうか?

みんなのレビューまとめ【本-小説-終末のフール】

終末のフール

 終末のフール

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:集英社
  • 発売日:2009年06月
  • ページ数:384p
  • 内容
    • 八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

  • Amazonレビュー ⭐4.1
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 伊坂作品は単行本で持っていたり、読んでいても 文庫化されると その度にまた買ってしまう…。 久々に読み直した今作は やはり伊坂らしい世界観で、この世の終わりが近いという設定なのに読んでると浮き浮きしてきてしまう。 私は特に 主人公が可愛い「冬眠のガール」、大円団の「演劇のオール」、流石の最終章「深海のポール」が好きです♪
      • 3年後に小惑星が地球に衝突する。そんな現実を抱えた人々の生きる姿を描く。舞台はおなじみ仙台のマンション「ヒルズタウン」に住む人々。8編の短編からなる。秀逸なのは最終話『深海のポール』。「終末のフール」がギュッと詰まった内容だ。よくある質問の「なんで自殺してはいけないの」に対する答えが伊坂氏らしい。どんな答えよりも正しいと思えた。そして“終末”に備えて櫓を組む愚直な父親、ビデオ店の店長は遅延料金を回収しに出掛ける。よく「今を生きる」と耳にするが、本当に“終末”が迫ってきたら。改めて「今を生きる」意味を考えた。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 伊坂幸太郎を読んだことがないので、手始めに設定に惹かれた本書を手に取った。しかし、これが恐ろしくつまらない。描かれる人間の作り物感が尋常ではなかった、登場人物は作者から与えられたお仕着せの役割を演じているようにしか見えない。要は薄っぺらいのだ。そんなわけで、基本的に買った本は最後まで読むことにしているが、本書は最後まで読めなかった。これから伊坂幸太郎を読もうとする方がいれば本書はお勧めできない。作者の作品を読む気がなくなるから。私がそうだった。もっと評価の高い作品から読み始めた方がいい。できるなら私もそうしたかった。
      • 坂幸太郎の作品とは思えない駄作。読み進んでも、無味乾燥。何にも残らない。乾いた会話と文字がつらつらと並んだ小説。とても残念でした
  • 楽天レビュー ⭐4.32
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 後3年で地球滅亡!長編なようで短編です。(なんぢゃい?)同じマンションに住む住民8人(家族)の話。なんですが、これまた微妙に繋がってるような?巧いね。(笑)自分やったらどうするかなぁ…
      • 学生の頃に一度読んでいたのですが、引っ越しの際に捨ててしまいもう一度購入。地球が滅亡するとしたら自分だったらどうするだろう?と考えながらずっと読んでました。考えてもはっきりとした答えは出せなかったのですが、正気を保ちつつ、また運良く滅亡の時まで生き残れたなら、一分一秒でも長く子供たちを生かしたいと必死になるのだろうなぁと思いました。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 読み終わった後、なんか残っているものが少ないように思いました。登場人物の存在感が薄いのかなぁ。短編がそれぞれ少しずつ絡んでいるんですが、その絡み方も薄くて、とにかく印象が薄い作品だと感じました。短編が絡む同じような構成なら、有川浩の「阪急電車」や金城一紀の「映画篇」の方がはるかに面白かった。
      • 終末をテーマにした短編が8編おさめられていますが、タイトルのそろえ方が、ハライチの漫才を思わせる(笑)。いくつか読んだ伊坂作品の中では、正直イマイチでした。特に盛り上がりや感動等も少なく、たんたんと綴られている感じです。図書館で借りれば良かったかなと、ちょっと後悔しました。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.29
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 伊坂幸太郎の作品は最後までどうなるかわからないワクワクがあると思います。終末のフールのジャンルはミステリーではなくSFヒューマンドキュメントのように感じました。現実世界でもあり得る事で、人間模様が楽しめました。
      • 最近になって伊坂幸太郎にはまりました。どんどん読み進めていける感じとわくわく感が、ジャンルは違うけど、個人的には昔の赤川次郎三毛猫ホームズシリーズとダブります。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 編集で読みやすかったです。もっと登場人物たちに絡みがあったら良かったなーなんて思いました。

みんなのレビューまとめ【本-小説-オー!ファーザー】

オー!ファーザー

 オー!ファーザー(新潮文庫新潮文庫)[伊坂幸太郎]

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2013年06月26日頃
  • ページ数:560p
  • 内容
    • 一人息子に四人の父親!? 由紀夫を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。個性溢れる父×4に囲まれて、高校生が遭遇するは、事件、事件、事件ーー。知事選挙、不登校の野球部員、盗まれた鞄と心中の遺体。多声的な会話、思想、行動が一つの像を結ぶとき、思いもよらぬ物語が、あなたの眼前に姿を現す。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ400%の長篇小説。

  • Amazonレビュー ⭐4.3
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 「母親と父親と俺の、六人暮らし」という言葉のチョイスが狂おしいくらいに好き。終始穏やかじゃない展開にハラハラしつつも、父親たちの子煩悩かつ愛妻家っぷりに癒される。この本を読むと、血が繋がっているから親子になるのではないと改めて思わせられる。過ごした時間のなかで培われたお互いへの信頼が、違う人間同士を親子にしていくのだろう。強固な絆で結ばれているこの家族が愛おしくて、ちょっぴり羨ましい。
      • こんな関係あり得る?そんな読み出しをして、読んでいくうちに、これって有りかも!に変わった1冊でした。人物それぞれの底に流れる何とも言えない優しさが心地よく読み終わったら、ファーザーロスになっていた。大好きな1冊です❤️
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 設定とかキャラクターは面白いけど、中だるみし過ぎでさすがに途中で読むのが辛くなった。テンポがいいとのレビューが多かったけど、それは会話だけで、ストーリー自体のテンポは決して良くないと思った。伊坂作品は好きなんだけど、これはいつもの上手さを感じなかったかも。
      • 一言で言うと中途半端。
        キャラクターも面白いし、後から後から沸き起こる事件もどんな展開になるんだろうと期待させてくれるのですが、最後はご都合主義でまとまってしまった感が否めません。例えるなら、なんでもお見通しの探偵が、実は超能力者だったというような「それは反則でしょう!?」というオチの付け方は、伊坂幸太郎らしくないかなぁ。ちょっとがっかりな内容でした。
  • 楽天レビュー ⭐4.24
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 最近当たり外れが激しいなーと感じる伊坂作品ですが、本作品は本当に面白かった。伏線はいろいろありますが、それがつながらないとわからないようなストーリーではなく、あくまでも本ストーリーを楽しむためのサブ設定的な感じです。お父さんが4人もいるという変な設定ですが、お父さんが個性的で、その個性を生かした事件の解決方法が何とも面白いです。
      • 父親4人、母1人と息子という設定にかなりの興味と楽しみを持って読みました。父4人タイプが違うので、息子への関わり方がそれぞれです。しかし我が子を愛する気持ちは一緒で、息子の為に一丸になって向かう姿は素敵だと感動!作品にスピード感がありましたが、伏線が私には伊坂さんに求めるものが多いせいか今一つなところもありましたが、最後には一本にまとまった感じになりました。結果とても楽しめました。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 伏線ばらまきすぎで鬱陶しい。設定はありがち。「花屋の番人」パクり??ヒロインぽい子が勝手すぎてイライラする。キャラクターに魅力無し。総じてつまらないイライラするだけの本でした。
      • ちょっと幼稚な感じかな。ハッとするところも特になく、伊坂作品にしては浅く思いました。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.33
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 伊坂幸太郎さんの本を初めて読みました。新聞の紹介欄で知り、普段はあんまり本を読まないし、読書をしていると眠たくなってくる私でも、どんどん読み進めてあっという間に一冊読み切ってしまいました。 すっかり伊坂ワールドにハマってしまいました。中古本を買いまくっています。 自分の息子たちにも勧めてみようと思っています。
      • 伊坂幸太郎さんの作品が好きでこれは友人に勧められて購入しました。とてもテンポが良く一気に読んでしまいました。登場人物のキャラが立っていて、とても物語に入り込みやすかったです。読み終わった後の満足感の高い作品でした。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 些か強引ともとれる伏線回収の手管は伊坂の真骨頂であるが、本作においてはその強引さが少々裏目に出ているような気がする。 元々が新聞連載だったせいか、各エピソードが結末に収斂しきっていないというか…。 ただ、各キャラは立っていて、ここからいくらでもスピンオフ作品が生み出せそうな、そんな作品。

みんなのレビューまとめ【本-小説-砂漠】

砂漠

 砂漠

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2010年07月
  • ページ数:546p
  • 内容
    • 入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

  • Amazonレビュー ⭐4.4
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 大学時代ははるかむかしですが、それがこの上なく贅沢な時間だったと改めて思わせられました。伊坂さんの作品は2作品目だったのですが、とても満足です。
      • 大学生男女5人が奇想天外な様々な事件に遭う青春エピソードでした。登場人物が皆魅力的で、元々熱くならない主人公が周りに感化され変わっていく姿は見逃せません。また5人のなんともいえない距離感がとても好きでした。べったりではないんだけど、心では皆思いやっている…そんな絆が良かったです。テンポ良く物語が進んでいってしまうので、大事に1ページずつ味わってもう一度読みたいと思います。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 随分と軽く浅い話が続くなと思いながらも完読しないと気持ちが悪いので読み進めたが、結局最後までダラダラとつまらない話を読まされた感じ。最後の方で何かあっと言わせるものが出てくるのか?とも思ったけど特別何もなかった。何で高評価なのか理解に苦しむ。
      • すごく面白いから読んでみてと友人に勧められたが、私には面白さがわかりませんでした。期待しすぎたのでしょうか…。
  • 楽天レビュー ⭐4.35
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 私は高卒後すぐに働きだしたので、こんな大学生活送ってみたいなぁ~、と思いました。登場人物全てのキャラがとっても魅力的です。特に西嶋くんは熱くて真っ直ぐで最高ですね!ラストの、友情には恵まれたってセリフには泣きました。こういう青春もの、もっと読みたいです。
      • 伊坂幸太郎さんといえば仙台。フィクションに現実を重ね合わせるのはどうかと思いつつも、読みながら震災を考えずにはいられませんでした。ほのぼのと描かれた友情に心温まりましたが、同時に切なくなりました。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 登場人物の、延々と続くクダラナイやり取りで、読み進めるうちに飽きてくる。
      • 伊坂さんの作品ではゴールデンスランバー、陽気なギャング~が好きですが、登場人物達にあまり愛着がわかなかったせいか今回の作品は私にはあまり向きませんでした。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.78
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 登場人物がみんな個性的で自分が主人公になった気分でハラハラさせられる。最後の展開が現実離れしてて面白いけど、全体的に好き。
      • 作品自体はネタバレになるので詳細には触れられませんが、伊坂さんらしい伏線回収、リアルな表現、読み応えあって、ついつい読み込んでしまいました。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 誰にでも在りそうな出来事を回りくどく書いているように見えました話に入り込めなくつまらないと私は感じました

みんなのレビューまとめ【本-小説-首折り男のための協奏曲】

首折り男のための協奏曲

 首折り男のための協奏曲(新潮文庫)[伊坂幸太郎]

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2016年11月29日頃
  • ページ数:448p
  • 内容
    • 被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う老夫婦。いじめに遭う高校生は“彼”に助けられ、幹事が欠席した合コンの席では首折り殺人が話題に上る。一方で、泥棒・黒澤は恋路の調査に盗みの依頼と大忙し。二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!伊坂幸太郎の神髄、ここにあり。

  • Amazonレビュー ⭐3.9
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 大好きな作家です。頸椎の数にちなんだ7つの独立したエピソードが首折り男とその周辺を描き、振り返るとひとつにまとまっている といった感じで、伊坂幸太郎らしい(?)作品です。今までの伊坂幸太郎作品が好きなら、抵抗なく読めます。
      • めちゃくちゃ面白かったです!なんですかね、この全体に流れる重々しいんだかフワフワしてんだか分からない感じ!!世の中悲惨なんだか、あちこちに幸せがあるんだか救われるんだか救われないんだか分からない
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 何も知らずに買ったが短編集だった、面白いのもあったが、全体としてつまらなかった。買わなければよかった。この作家は長編のほうがいい。
      • 最初の話は面白かったですがそれぞれの繋がりが分からず、最後まで??のまま。レビューを見て、短編だったのかと納得しつつも久しぶりに買って失敗、と思った残念な作品…
  • 楽天レビュー ⭐4.31
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 7つの短編集で一つ一つがつながっているようでつながっていません。また独立した話が最後に1つに集約し、読者をあっと言わせるようなオチがあると思っていました、それもありません。でも、伊坂幸太郎らしいユーモアと洗練された文章は健在ですらすらと読めました。
      • 首折り男の話でもあり、黒澤(伊坂幸太郎さんの小説に出てくる黒澤と云えば、あの黒澤ですよ)も出てくる短編小説です。伊坂幸太郎さんらしい、ストーリー展開と面白さに溢れています。是非どうぞ!!
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 出版社からの紹介文に「二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!伊坂幸太郎の神髄、ここにあり」とあったので、伊坂幸太郎の過去作品でよくあるような、短編集なんだけど全体で見ると長編として楽しめるものを期待していた。しかし、読んでみると、物語どうしの絡み、繋がりはほとんどなく、驚きに至ることはなかった。それぞれの短編はそれなりに面白いので出版社の説明さえ無視していれば楽しめたであろうが、期待が悪い意味で裏切られ、肩透かしをくらった。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.43
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 繋がっているようで繋がっていない連作短編集。 伊坂幸太郎の連作短編としてはオーソドックスな感じ。
      • 題名からは想像できないさわやかな作品でした。複数の作品の重なりあいがサイコーです。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 個別に発表された作品を集めた短編集で、各作品間に薄い関連性はあるものの、一冊を通した大きなストーリーは描かれていない。 短編としてのパンチも弱く、スッキリしない感じ。 期待とは少々違っていました。

みんなのレビューまとめ【本-小説-SOSの猿】

SOSの猿

 SOSの猿(中公文庫)[伊坂幸太郎]

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:中央公論新社
  • 発売日:2012年11月
  • ページ数:420p
  • 内容
    • 三百億円の損害を出した株の誤発注事件を調べる男と、ひきこもりを悪魔秡いで治そうとする男。奮闘する二人の男のあいだを孫悟空が自在に飛び回り、問いを投げかける。「本当に悪いのは誰?」はてさて、答えを知るのは猿か悪魔か?そもそも答えは存在するの?面白くて考えさせられる、伊坂エンターテインメントの集大成。

  • Amazonレビュー ⭐3.8
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 何故暴力を振るってはいけないのか?全ての暴力がいけないのか?伊坂幸太郎の見えない何かとの対峙が、西遊記に準えて語られてます。例えば、僕の書いた文章が、誰かに影響を与え、行動を変えます。その行動が積み重なり社会は動いているのです。作中に出てきた、あるフレーズにはとても感動しました。
      • 読みやすいし、話の展開も引き込まれる感じで面白い。奇想天外なファンタジーと現実が重なってるのも作者らしい。作者のメッセージがとても共感できます。彼の価値観がきちんと入ってる作品だと思います。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 伊坂作品は幾つか読んでいるが、これは下位にランク付けされてしまうかな……。一番面白いのはタイトル。
      • 伊坂さんの世界観がすごく好きで、初期の作品から読んでいますが、正直この作品は単調でページを進めるのがしんどかったです。っというより、なかなかページが進みませんでした。読み終わった今、特に何も心に残っておらず、ただただ次は別の作家さんの何か重厚な一冊を読みたいと思うばかりです。
  • 楽天レビュー ⭐3.79
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 大好きな伊坂幸太郎さんの作品なのですが、いくつか未購入の作品があってまとめて購入することにしました。とっても楽しく、やっぱり伊坂さんならではの謎解きの要素も入っていて、購入して良かったです♪
      • 文庫になるのをずっと待ってました。2年ほど前にSARUの上下巻を読んで、伊坂さんの名前を知りました。本は文庫と決めているので、この本の代わりにほかの伊坂作品を読みながら待ちました。よしもとばななさんや恩田陸さんなど、不思議な雰囲気が漂う、というか独特の感覚がある作家さんが好みなのですが、待ってる間に読んだおかげで、この伊坂さんも私のお気に入りになりました。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 巻末のあとがきにもありますが、伊坂幸太郎っぽくは無いです。今までの伊坂幸太郎が好きでこれを読むと「何!??」って感じになると思います。私も今までの伊坂幸太郎が好きで、その期待感を持ってこれを読んで「何!!??」ってなりました。
        伊坂幸太郎をはまったく別物と思って読んでみても不満が残りました。
      • 伊坂さんの事を”若手のホープ”だと思っていました。死神の精度が一番のお気に入りです。陽気なギャングの2冊も結構好きです。ところが、17冊目に読んだモダンタイムスを好きになれませんでした。そしてこれ。駄目です。読むのが苦痛でした。共感出来ず、物語に入っていけませんでした。最後は、内容が良く分からない、という所まで落ちてしまいました。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.80
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 伊坂幸太郎の作品が大好きで色々読んでます。この作品は少し難しかったですが、二度読んで見て面白さがわかりました。
      • 伊坂幸太郎さんの作品はほぼ全て読んでいます。今回もテンポの良さや大胆な展開、軽快さは読む人を飽きさせません。