オーデュボンの祈り
- 著者:伊坂 幸太郎
- 出版社:新潮社
- 発売日:2003年12月
- ページ数:480p
- 内容
-
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。
-
- Amazonレビュー ⭐4.2
- 😁評価が高かったレビュー
- 😒評価が低かったレビュー
- 伊坂幸太郎さんと言えば押しも押されもせぬ人気作家なので、デビュー作はぜひ読んでみたいと思っていました。以前に読んだ何作かはどれもわたしとは相性が悪かったようでしっくり来ませんでしたが、今回はどうだろう?と楽しみに読み始めました。途中何度も挫折しそうになりながら読了。やはり相性が悪いようです。わたしの読解力がないだけなのでしょうが、感想は一言。「ワケが分からない···」
- 今更ながらにデビュー作品ということで、読みました。単なるミステリー作品かと思ったら、全く違いました。変なカカシが中心的な役割を果たすは、登場人物も変だし、この小説の世界観に全く共感出来ず、残念でした。
- 楽天レビュー ⭐4.4
- 😁評価が高かったレビュー
- 伊坂さんの作品は大好きですが、これもまた面白かった。くすっと笑えて、切なくて、やるせなくもなって、でも納得できるラストで良かった。伊坂作品はかなり余韻にひたれるのも良いです。
- しゃべるカカシが出てきます。奇想天外な設定で、最初はびっくりしましたが、読み進むうちに本当にそういう島がありそうな、そんな気がしてきます。読み終わって、心地のいい気持ちになりました。カカシは死ぬところは、いやカカシが死ぬとは言いませんが、なんかせつない気持ちになります。何度も読み返したいと思いました。でもこの気持ちは、他の伊坂作品に共通しますけれど。
- 😒評価が低かったレビュー
- 伊坂さんの作品を何作か読んでいるところですが、これは私にはあいませんでした。
カカシの件についても、島に足りないものについても、スッキリしないまま。評価がこんなに高いのがちょっと信じられないです。 - 「アヒルと鴨…」や「重力ピエロ」が面白かったので期待していましたが、どんでん返しが好きな私にはハズレでした。
- 伊坂さんの作品を何作か読んでいるところですが、これは私にはあいませんでした。
- 😁評価が高かったレビュー
- yahooショッピングレビュー ⭐4.3
- 😁評価が高かったレビュー
- 伊坂さんのデビュー作と知り購入しました。他作品でファンになり、いろいろ検索してましたが、このスタートならこれまでの作品も納得という感じです。内容はネタバレになるので触れませんが、設定が結構とんでますが伏線回収の構成力と表現力はやっぱり素晴らしいです。
- 現実的な題材かと思いきや実はあり得ない事象が物語を展開していく、なんとも不思議な内容でした。登場人物たちのおかげか、全てがファンタジーとは思えない引き込まれる世界観でした。やはり面白かったです。
- 😒評価が低かったレビュー
- 伊坂幸太郎ワールドの非現実的な世界のストーリーが なかなか頭に入ってこない内容でした 2度3度と読むと良さが分かるのではないでしょうか?
- 😁評価が高かったレビュー