終末のフール
- 著者:伊坂 幸太郎
- 出版社:集英社
- 発売日:2009年06月
- ページ数:384p
- 内容
- Amazonレビュー ⭐4.1
- 😁評価が高かったレビュー
- 伊坂作品は単行本で持っていたり、読んでいても 文庫化されると その度にまた買ってしまう…。 久々に読み直した今作は やはり伊坂らしい世界観で、この世の終わりが近いという設定なのに読んでると浮き浮きしてきてしまう。 私は特に 主人公が可愛い「冬眠のガール」、大円団の「演劇のオール」、流石の最終章「深海のポール」が好きです♪
- 3年後に小惑星が地球に衝突する。そんな現実を抱えた人々の生きる姿を描く。舞台はおなじみ仙台のマンション「ヒルズタウン」に住む人々。8編の短編からなる。秀逸なのは最終話『深海のポール』。「終末のフール」がギュッと詰まった内容だ。よくある質問の「なんで自殺してはいけないの」に対する答えが伊坂氏らしい。どんな答えよりも正しいと思えた。そして“終末”に備えて櫓を組む愚直な父親、ビデオ店の店長は遅延料金を回収しに出掛ける。よく「今を生きる」と耳にするが、本当に“終末”が迫ってきたら。改めて「今を生きる」意味を考えた。
- 😒評価が低かったレビュー
- 伊坂幸太郎を読んだことがないので、手始めに設定に惹かれた本書を手に取った。しかし、これが恐ろしくつまらない。描かれる人間の作り物感が尋常ではなかった、登場人物は作者から与えられたお仕着せの役割を演じているようにしか見えない。要は薄っぺらいのだ。そんなわけで、基本的に買った本は最後まで読むことにしているが、本書は最後まで読めなかった。これから伊坂幸太郎を読もうとする方がいれば本書はお勧めできない。作者の作品を読む気がなくなるから。私がそうだった。もっと評価の高い作品から読み始めた方がいい。できるなら私もそうしたかった。
- 坂幸太郎の作品とは思えない駄作。読み進んでも、無味乾燥。何にも残らない。乾いた会話と文字がつらつらと並んだ小説。とても残念でした
- 😁評価が高かったレビュー
- 楽天レビュー ⭐4.32
- 😁評価が高かったレビュー
- 後3年で地球滅亡!長編なようで短編です。(なんぢゃい?)同じマンションに住む住民8人(家族)の話。なんですが、これまた微妙に繋がってるような?巧いね。(笑)自分やったらどうするかなぁ…
- 学生の頃に一度読んでいたのですが、引っ越しの際に捨ててしまいもう一度購入。地球が滅亡するとしたら自分だったらどうするだろう?と考えながらずっと読んでました。考えてもはっきりとした答えは出せなかったのですが、正気を保ちつつ、また運良く滅亡の時まで生き残れたなら、一分一秒でも長く子供たちを生かしたいと必死になるのだろうなぁと思いました。
- 😒評価が低かったレビュー
- 😁評価が高かったレビュー
- yahooショッピングレビュー ⭐4.29