みんなのレビューまとめ【本-小説-マリアビートル】

マリアビートル

 マリアビートル(角川文庫)[伊坂幸太郎]

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:角川文庫
  • 発売日:2013年09月
  • ページ数:592p
  • 内容
    • 幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯するーー。小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!

  • Amazonレビュー ⭐4.4
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 今回も3つの勢力がそれぞれの思惑のもとに動いて行きます。
        新幹線の中から物語は始まるのですが、この人物がこんなにあっさり!?死んだりするので意外性があります。ある人物の悪意が果てしなく、人の悪意とは年齢に関係なく恐ろしいものだなと思いました。しかし著者の考えというか人間の本質とも言える部分に触れているので面白いです。今作も展開が読めず最後までワクワクしながら読めました。前作を読まなくてもだいじょうぶなので今作からの方も心配なさらず。殺し屋シリーズはやっぱり期待を裏切らないですね!
      • ブレットトレインの原作とは知らずに読み始めてすぐこれ知ってるな…となり、映画とは違うところがあるかもしれないけど何となくのストーリーがわかってるのに読んで楽しめるのだろうかと心配しながら読みましたが、めちゃめちゃ面白かったです。文章が軽快で読みやすく、登場人物もキャラ立ちしているので愛着が湧きます。初めて伊坂幸太郎さんの作品を読みましたが、他の作品も読みたくなりました。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • レビュー評価が高いので購入したが、ストーリー展開が現実離れしすぎていて、何度も白けてしまい、途中で読むのをやめてしまった。残酷な内容を面白がって真似するものが出はしないだろうか、という心配もした。
      • 最後は引き込まれる。ただ、無駄で余計な説明文や描写が多過ぎて読むに耐えない(飛ばしながらなんとか読み終えたが)。くだらない知識をひけらかす中身のない人に付き合う時の苦痛に似た感情をおぼえました。
  • 楽天レビュー ⭐4.59
    • 😁評価が高かったレビュー
      • とても面白いです!AXでハマったのでこちらも読んでみました。登場人物が魅力的だし、展開が気になってどんどん読み進めてしまいます。王子が救いようのない最低な人間でイライラしました。なので結末は少し物足りなさを感じましたが、このボリュームでももっと読みたいと思える面白さでした。
      • 映画を観た後にこちらの原作を買いました。こちらは登場人物の名前は和名で、映画は海外の俳優さんが洋名で演じているので、ところどころん?と思いながら読みましたが、それぞれ楽しめました。登場人物の心理描写や細かい部分はやはり原作の方が詳しく描かれているので、映画も原作小説も両方見るのがオススメです。映画も新たな視点でもう一度観直してみようと思います。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 殺し屋シリーズの続編です。前の方が面白かったです。
      • 伊坂作品の中では中級編といったところでしょうか…
        割と重たいです。伊坂作品が初めてなら別のものをオススメします。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.0
    • 😁評価が高かったレビュー
      • グラスホッパー読んでからの方が内容が入ってきやすいと思います。伏線回収とか伊坂さんらしいのもありますが、人物描写、状況の表現、目線を変えてのストーリー進行、いずれも読んでいて、引き込まれます。他作品も購入します。オススメな作品です。
      • 殺し屋シリーズ2作目です。 ハリウッドで映画化が決定した模様、とても楽しめた内容なので完成した暁には映画館に足を運びたいと思います。