みんなのレビューまとめ【本-小説-グラスホッパー】

グラスホッパー

 グラスホッパー

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:角川文庫
  • 発売日:2007年06月
  • ページ数:352p
  • 内容
    • 「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとにー「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。

  • Amazonレビュー ⭐4.1
    • 😁評価が高かったレビュー
      • ハリウッドで映画化された、殺し屋シリーズ2作目「マリアビートル」の評判が良いので、まず1作目からということで読んだ。期待以上にとにかく滅茶苦茶面白かった。登場する殺し屋3人のいずれも大変魅力的なキャラクターで、この先どうなるのだろうと、次の章がどんどん読みたくなり止まらない。そして最後はまさかの「どんでんがえし」の展開。このパターンで来るとは思わなかった。やはり伊坂幸太郎。2作目読むのが楽しみ‼
      • ハラハラさせられる展開でした。登場人物3人の視点から物語が進んでいくのが面白いと思います。この作品は感想とか見ず、まず読んだ方が楽しめる作品だと思いました。グラスホッパーは読んだ事がなく、冒頭から何も知らずに読んで行ったら夢中になって読んでしまいました。ページもさほど多くないのでサクッと読めると思います。
        読後感はスッキリではないですが、個人的に意外なラストでしたので、読んで良かったです。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • なんで、高評価なのか不思議。メルヘンでしょうかねえ。読み手の読解力が低下したせいなのかはわかりませんが、とにかくつまらなかった。
      • 文学に詳しい訳でもないし多くの小説を読書してきた訳でもないですが小説を読む際ツッコミ所があってもフィクションだからと自分に言い聞かせながら読みますがこの作品は序盤でツッコミ疲れました。状況や感情があまりにも納得できません。
  • 楽天レビュー ⭐4.4
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 伊坂作品大好きで、これもまた一気に読めました。
        ハードボイルドは苦手だったので「殺し屋」って・・・と、読む前は思っていましたが、伊坂さんのはやはり違う、面白くて切なくて、こうつながるの!という驚きで、読み終った後少し放心状態でした。
      • 伊坂さんの作品は本当に面白いです。この作品もどこか現実離れした登場人物もいるのですが、なぜか読み進むうちに愛着が沸いてくるんですよね…。不思議です。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 伊坂幸太郎の本は、数年前に読んで、相性が合わないと感じたので、それ以来、避けていました。今回、映画になったので久々に読んでみようと思って購入しました。
        結果、やはり、途中から、読むのが面倒になりました。
        ストーリーに奥行きがなく、ドキドキハラハラもなく、つまらない1冊でした。
      • いまいちピンと来ない。私の好みの小説ではなかったみたい。
  • yahooショッピングレビュー ⭐3.92
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 作品自体は伏線回収とか伊坂さんらしいのもありますが、人物描写、状況の表現、目線を変えてのストーリー進行、いずれも読んでいて、引き込まれます。
      • 伊坂幸太郎さんの作品が好きで、マリアビートルを先に読んでしまいましたが、その後にこの作品を知り、また改めてマリアビートルを読み返しました。伏線回収賀とても気持ちよく、またまたハラハラもし、クスッと笑える場面もあり、テンポのいいストーリー展開に一気に読んでしまいました。