ハンチバック
- 著者:市川 沙央
- 出版社:文藝春秋
- 発売日:2023年06月22日
- ページ数:96p
- 内容
- Amazonレビュー ⭐3.9
- 😁評価が高かったレビュー
- 重度の障害を持つ語り手は、毒舌で良識に反する願いを抱き、けれどまっとうな感覚を持ち、知性もユーモアも豊か。自分が持つ特権への無自覚さの学び直しをしつつ、おもしろく拝読しました。読み終えて、当事者ではない者が本作を書いたらどう感じたのかという疑問が生まれました。本作のラストには、その疑問に対する作者の考えが表れている気がしました。またその思いには知性や理性、思索といったものへの作者の信頼または尊重したい気持ちが含まれているように思われて、それに賛同したいです。
- あまりのインパクトで、普段本を読まないのに、一気に読み込んだ。あまりに力強い、強烈な作品。でも素晴らしい。
- 😒評価が低かったレビュー
- 著者の生き方は尊重するが内容は大分期待外れでした。
- 今の自分が持つ知識や想像よりもっと深く、もっと多角的にその世界を知ることが出来るのではないかと期待していたが満たされず残念に感じました。
- 😁評価が高かったレビュー
- 楽天レビュー ⭐3.51
- 😁評価が高かったレビュー
- 私の身体は生きるために壊れてきた。 話題の芥川賞受賞作(ハンチバック) 「普通」って何だろうって考えさせられる本でした。
- 私も先天性の障害を持つ者で、病名は異なるが、主人公と重なる箇所がいくつもあった。 何十年と抱いてきた、他人に説明など到底できない「悔しさ」を、まるで音楽のようにリズミカルに、踊るように爽快な「主人公の言葉」によって伝えられ、読みながら、複雑な心が整理されていく気がした。
- 😒評価が低かったレビュー
- なんだろう、世間の狭間で生きている人の作品なのでしょうが、私は共感しませんでした。なんでだろう。
- 薄くてすぐに読みやすかったのはいいですが、好き嫌い大きく分かれると思います。 元々、高齢の祖母が読みたいと頼んだ本でしたが、横文字やわかりにくい言葉や性描写が多く感じたので読ませられず、祖母も拒否しました(汗)
- 😁評価が高かったレビュー
- yahooショッピングレビュー ⭐3.67
- 😁評価が高かったレビュー
- 冒頭はHTMLで書かれた文章から始まり面白さを感じました。やはり芥川賞作品だけあり、感受性、表現方法は我々凡人には真似のできないものがあります。新鮮な気持ちで面白く読ませて頂きました。
- 見事な嫌がらせ。後味の悪さを突きつけるのは、作家の狙い通り。障害者なのは、これを読んでいる我々なのだ。
- 😒評価が低かったレビュー
- 新人賞受賞作ということとテーマに惹かれ予約注文しました。薄い本で文字も大きいのですぐ読めると思いきや、簡単には読めませんでした。 テーマは重いですがずっと軽いシニカルタッチで書かれていて、途中で若干飽きました。
- 😁評価が高かったレビュー