みんなのレビューまとめ【本-小説-占星術殺人事件】

占星術殺人事件

 占星術殺人事件 改訂完全版

  • 著者:島田荘司
  • 出版社:講談社
  • 発売日:1987年07月01日頃
  • ページ数:469p(文庫)
  • 内容
    • 怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する、というもの。画家は密室で殺された。そして1カ月後には、6人の若い女性が行方不明のあげくバラバラ死体となって…。奇想天外の構想、トリックで名探偵御手洗潔をデビューさせた、衝撃的傑作。

  • Amazonレビュー ⭐4.3
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 職場の上司の推薦で読み始めた推理小説
        1981年の作品とのことだが、作風に古さは感じない。むしろ斬新さを感じるほどだ。冒頭、奇妙な手記から始まることで読むのをやめようかと思ってしまったが…改めて読むと至る所に伏線が張られており、複数回読んでも楽しめると思う。ぜひ、冒頭から推理しながら読んで欲しい作品。
      • 金田一少年を先に読んでしまっていたのでトリックは知っていたが、それでもとても面白かった。会話形式で進む部分が多く、かなりわかりやすいので一気に読んでしまった。キャラクターの性格は好き嫌い分かれるようだけれど私はこの探偵が気に入ったので、シリーズのほかの作品も読もうと思う。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • あまりに評判が良いので読みました。アガサクリスティとか、綾辻さん読んでる人は多分半分くらいで気づくと思います。ひとひねりあるかなと思って読み進めても、ひねりはありません。トリックがわかればあとは気になるのは動機ですが、最後まで読んでも特に納得できる動機はありません。途中でわかった方は、後半の京都旅行は昼間の旅行番組くらいの気持ちでナナメ読みして問題ありません。そして最後の本人による解説は自画自賛がひどくて、ひどいです。
        アジアを代表するとか、新時代を切り開くとか、自分でいうか。主人公とその友人に魅力が無いのがまた残念。
      • 御手洗の性格がいやだ。まったく感情移入できないほど、嫌なやつだ。こういう友人は絶対に持ちたくないとさえ思った。おかげで、絶賛されているトリックですら、一欠片の感動もなかった。御手洗シリーズは、そのもう読む気はない。
  • 楽天レビュー ⭐4.29
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 島田荘司デビュー作、御手洗 潔シリーズ第一弾。やはり謎が多い話でいつもの如く、
        どんな謎があったのかすら忘れてしまうぐらい多い(笑
        「私は読者に挑戦する」作者からの挑戦状が2度に渡り叩き付けられました。
        2度目で何とか犯人と一部のトリックは判りましたが動機やその他のトリックは全く判りませんでした。まだまだ修行が足りませぬ><
      • さすがですね。やられたって感じ。ただ一点、どうしてずーっと二人の会話形式にしたのかなぁという点です。ほかの展開方法なかったのかなぁ・・・。
        ぱくられて著作権うんぬんで大騒ぎしなかった島田先生にも、偉大さを感じます。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 話の展開、おもしろさ、感覚的なもので客観評価はできませんが、まあまあといったところでしょうか。
      • 御手洗達が出てくるまで、読むのが苦痛で止めようかと思った。
        トリックは面白いと思ったけど、期待しすぎたのかなぁ・・・。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.6
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 最初の数十ページは、内容が難しくて、折れそうになりましたが、事件の話になると面白くて一気に読んでしまいました。 シリーズものということで、ほかの作品も読みたいと思います。
      • 某小説に名前が出ていたので興味が出て購入しました。冒頭部分がイマイチ理解できなかったので、読み進めるペースがなかなか上げられませんでした。が、最終的にはとても楽しませていただきました!!
    •  😒評価が低かったレビュー
      • ミステリ史の中でも五本の指に入る名作。何十年も前に書かれた作品だが、十分に読める。ただ、今回初めて読んだのだが、トリック自体は某探偵漫画で類似(パクリ?)のものを見たことがあり、途中でタネに気付いて少し興が冷めてしまった。残念。