みんなのレビューまとめ【本-小説-バイバイ、ブラックバード】

バイバイ、ブラックバード

 バイバイ、ブラックバード(双葉文庫)[伊坂幸太郎]

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:双葉社
  • 発売日:2013年03月
  • ページ数:361p
  • 内容
    • 星野一彦の最後の願いは何者かに〈あのバス〉で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。
      そんな彼の見張り役は「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」
      これらの単語を黒く塗り潰したマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭美。
      なんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた「グッド・バイ」ストーリー。

  • Amazonレビュー ⭐4.2 
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 相変わらずキャラクターが駿逸であり、伏線の回収も美しいです。伊坂作品で一番笑ったかもしれません。
      • 天然たらしの主人公が何人かの恋人に別れを告げていく。主人公の天然っぷりが突き抜けていて面白い。別れの描写も哀しさがなくとても幸福な気持ちにさせてくれる。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 正直なところ一体全体作者が何を言いたいのか‥考えているだけでつかれてしまいました。
      • 主人公がダメ人間すぎて感情移入、できないし。肝心の謎はとけないし。
  • 楽天レビュー ⭐3,7
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 決して良い方へ向かっていくものではなく、終わりが近づいていくのだけど後味が悪いと感じたり、嫌な気持ちになる事はなく、どこか爽やかで前向き。巻末インタビューを読んで、伊坂さんの作品のらしさをなるほどなぁ、と。
      • 死神の精度とか終末のフールとかと同じ感じで、とても爽やか。主人公の置かれた立場は まるで爽やかではないけれど、なぜかどこかとても爽やかな物語。テンポがよくて とてもおもしろい。登場人物が皆、魅力的。最初は何じゃ?と思った繭美が最高に良きキャラ。マツコデラックスをイメージして読んだ。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 元カノ5人に別れのあいさつをしていく今作品。
        ひとつひとつの話がよかったからこそラストが物足りなかった。
      • 繭美がクセになる!オマージュだと分かっていても太宰がチラつくし、太宰の方が好きで推せない気持ち、ごめんよ