みんなのレビューまとめ【本-小説-陽気なギャングが地球を回す】

陽気なギャングが地球を回す

 陽気なギャングが地球を回す

  • 著者:伊坂 幸太郎
  • 出版社:祥伝社
  • 発売日:2006年01月
  • ページ数:400p
  • 内容
    • 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。著者ブームの引金となった、ハイテンポな都会派サスペンス!

  • Amazonレビュー ⭐4.1
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 全部読み終えて爽快な気分になりました。銀行強盗の話なのに爽快ですね。悪い事してるんですが、4人のキャラが立ちまくっているので、あまりそう感じさせません。特に響野さんが良かったです。楽しく物語を引っ搔き回してくれました。また読みたくなる本になりましたので、定期的に読み返したいと思います。
      • 久しぶりの再読になりますが、おても楽しめました。特に、終盤のスピーディーな展開はめっちゃ面白くて、一気読みに走りました。成瀬(なるせ)たち銀行強盗の四人組が、現金輸送車襲撃犯グループと鉢合わせする前半のシーン。「こんなの、ありえないだろっ!」て思いながらも、思わずブフッと噴いてしまいました。馬鹿馬鹿しいのに、なんて可笑しいんだろ。それにしても、成瀬、響野(きょうの)、久遠(くおん)、雪子(ゆきこ)てば、実にいかしたカルテットやねぇ。なかでも、口の減らない響野と、とぼけた口調が妙に愛嬌のある久遠のふたり。味のあるキャラで、見てて楽しかったです。祥伝社文庫・巻末の、村上貴史(むらかみ たかし)氏の解説文。読んでてにんまりしてしまう生き生き、颯爽とした文章でしたね。ナイスな解説文に、乾杯!
    • 😒評価が低かったレビュー
      • とても売れているし好評なようですが、私は面白くありませんでした。まずなぜそんな簡単に銀行強盗が成功するのか?驚くような手法、裏技があれば納得できますが、正直あんな普通にやっててどうして?と思います。登場人物もなんというか同じような感じの人ばかりだし、頻繁に出てくる登場人物のジョークや謎な正義感ぶったセリフ?もなんとも苦いです。純粋にビジネスとして書いた小説と言う感じです。芸術作品ではありません。ストーリー重視で見れば面白いと言えるのかもしれませんが・・・。
      • 伊坂幸太郎さんの本を3冊ほど読みましたが、どれをとっても話が冗長でめんどくさい。気の利いた台詞回しのつもりなんでしょうが、ただ単に無駄話をしてるだけ。そこらへんをすっ飛ばして読んでも全体のストーリー構成にはまったく関係なく、こんなセリフ回しを考えているのだったら、もっとあっと驚くようなストーリー展開を望みます。内容がないよう。(笑)
  • 楽天レビュー ⭐4.48
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 特異な能力を持つ(演説の達人は…どうなの?)4人が繰り広げる、痛快ストーリーです。友情あり、情けあり、グイグイ惹きつけます。他の作品同様、憎い言い回し、意外な展開、一気に読んでしまいました。
      • 伊坂幸太郎さんは大好きな作家さんの1人です。すごくテンポがよく大変読みやすいイメージ。最後に物語のすべてが合致するというか、ラストまでずっとワクワクドキドキ、そんな物語。この続編もおすすめ。
    • 😒評価が低かったレビュー
      • 書評で面白そうだったので購入。ハズレだったと思う。キャラクターの作りこみと表現が中途半端であり、前半は多少ワクワクしたが、後半から終盤はグダグダな内容で、一気に読めなかった。筆力が稚拙な為であろう。結構読むのが少ししんどい内容で、、、伊坂さんの大ファンなのですが、時々ありますね、読むのが辛くなるストーリー。
      • 映画になっていたので面白いかと思い購入したが、ひとつひとつの描写がとても浅くつまらない作品だった。
  • yahooショッピングレビュー ⭐4.5
    • 😁評価が高かったレビュー
      • 今は伊坂幸太郎さんの小説をとにかく買い漁っているところで、実はこの本もまだ読めていませんが、順番に読み進めているところです。伊坂幸太郎さんの小説は、他にはない魅力や面白さがあり、毎日本を開けるのがとても楽しみになっています。
      • 伊坂幸太郎大好きです。特にこのギャングシリーズは傑作です。さらなる続編に期待します。